スイッチで動くびっくり箱を作る。
障害者のIT支援や特別支援教育に
おいて活用する機会が多いのが
パワーポイント。
プレゼンテーションだけでなく、
IT教材としても活用できるのが
魅力的です。
絵やイラスト、写真。
音やアクションを
豊富に入れられるのが
便利ですね。
今日はそんな
パワーポイントで、
スライドショーを応用し
びっくり箱を作ります。
スイッチを押すと
画面上のびっくり箱が
開く!!というのを
作ります。
〜〜手順〜〜

まず白紙のスライドを準備。

画面のサイズを合わせます。
最近の横長の画面のパソコンなら
16:9を選びましょう。
そうでないなら4:3。
機種によって異なるので
この辺りは自分で
チェックするか試しましょう。

続いて、
びっくり箱にする
直方体を挿入。

適当に色を付けて
それっぽくします。
これがふたが閉じた状態。

スライドをコピーして
2枚目を作ります。
作業は効率良く。
2枚目に
ふたが開いた状態を作ります。

2枚目に、
平行四辺形のような形をした
フローチャートを挿入。

色を黒くして。

直方体の上に重ねると、
なんとなくふたが開いた感じに
なります。

そして中から何かがでてきたように、
飾り付け。
ここまでが仕掛けの準備。
ここから実際に動かすための
仕組みを作ります!!

びっくり箱も1回で終わると寂しい。
何回も繰り返せるようにします。
「スライドショー」から
「スライドショーの設定」を。
「Escキーが押されるまで繰り返す」
をチェックします。
こうするとスライドショーが
繰り返されずっと遊べます。

さらに、びっくり箱のふたを
開けたあと、ふたが自動で
閉まるようにします。
「画面の切り替えのタイミング」
を選択して
「自動的に切り替え」を
操作します。
何秒でもいいですが、
たとえば今回は2秒。
これで2秒後に自動で
1枚目のスライド、
つまりふたが閉じた状態の
スライドにいきます。
あとはこのパソコンに
できマウスとスイッチを接続。
スイッチでクリックかEnterを
押せばびっくり箱が
楽しめます。
このように
スライドをパラパラ漫画の
理屈で作っていけば、
大概の教材を作れます。